息子が石膏作品を持ち帰ってきた。
作品タイトル『やりたくない気持ち』
今の気持ちを形に表せ。これが今回の石膏課題。息子は困惑したそうだ。
『やりたくない気持ち』
石膏を作りたくないという意味ではなく、日々朝から晩まで、宿題をやれ、勉強しろ、早く起きて学校へ行け、スマホはやめろ…。これらをやりたくない(^^)。母の思い通りにならないという反抗の気持ちらしい。
石膏を削っている時、ポキっと折れたそうだ。
先生に直し方を教わったそうだが、折れて盛り上がった部分も、やりたくない気持ちがにじみ出ているようでなかなか面白い。
息子は美術が本当に好きなようだ。
勉強はやらないが、絵は描いている。
特に石膏をやり始めてから、自分の内心を私らに語るようになった。
課題である今の気持ち、これを探すため自分をとことん見つめ直したからだろう。
痛ましい川崎中1事件の被害者と息子は同学年だった。
住まいが横浜ということで事故現場となった多摩川河川敷も知らないわけではない。
子供は子供なりに悩んだりくじけたりする。子供だけではどうしようもないことがときたま起きる。
この被害者のお子さんの親がどうのと取り沙汰されているが、親子は直接的な関係が強く、親が、特に母親が男の子の内心を推し量るのは難しい。私も正直我が子がよくわからない。
やはり子供には親以外の別の視点を持つ大人のチカラは絶対必要だ。
個を見つめ直す、、。これは自分の心の叫びを自分が気付くことができる。
今後何かの形で、子供たちには、個を見つめ直す機会を与えてあげることができたらと思う。
幸いにも息子にはいろいろな先生が周りにいて下さる。ありがたいことだ。
息子の内心の気持ちが『やりたくない気持ち』👦
私自身、これがわかっただけでも嬉しいな。
この石膏の意味もよくわからないがヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
私も肝に銘じます。