某マンション管理組合の理事長さんと打ち合わせをしながら、じっくり話を聞いた。
マンション管理には管理規約という憲法とマンション管理適正法を遵守せよという決まりがある。
マンション管理適正化法など一般の方々は知らないしそもそもがわからない。
生活に密着する人と人との感情が入り込むマンション問題は、これらの規約や法律の他に習慣やら決まりごとがあり、プロでもなかなか解決しづらいのが本音。
これに悩む理事長…。
『理事長職など難しく考える必要はないんです。
普段と変わらず生活していけばいいんです。
笑顔で暮らせるコミュニティ、もめたら皆さんで一緒に考えていく。理事会は基本これだけと私は思います。』
このように答えた私だった。
この理事長の話を聞いてすぐに「あらあら、バランスを崩しているのは管理組合ではなく管理会社か。」とピーン🙋ときた。
理事会運営の中における舵取りで、進路を見失いかけたマンション担当のフロントが会社の上司へ救いを求めた。
上司はこのフロントの言葉を鵜呑みにし、管理組合の反逆と捉えた。(ここが問題)
そして顧客であるはずの管理組合を管理規約と協力業者で縛り、管理会社が自身の正当性を主張し続けた。
これが基本形ということだろう。
正直私は管理会社の立場もわかるし、この顧客である管理組合の言い分もわかる。
でも、この某管理組合の裏側には以下の背景もあった。
このマンションはマンション住戸の輪番で理事長職が回る仕組みとなっている。
この輪番が負担となるらしく、理事長の番が来るとマンション買い替えをするそうだ。😱これまで買い替えて引っ越しが13件あったそうだ。
理事長になるのがそんなに嫌なのか?m(._.)m
なぜだ?
でも、考えてみた。
そうだっけ。
苦手な数学に定理を詰め込んでも点数が上がるわけないし先に進めない…余計嫌いになるだけだよね?
これが今回の某管理組合の管理会社に読み込めなかった。
寄り添えば解決する問題だと私は思った。
さあ!これから未来を見据えて動く理事長と私\(^o^)/
バランスを崩しているのは管理会社で管理組合ではない。
理事会は正常に機能していて概ね問題はない。
理事長さん、これまで大変でしたね。
これからは少しリラックスして私の舵取りに身を委ねてみて下さい。
もう大丈夫ですよ😄