今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
今夏家族で読んだ本がこれだ。
この一冊によって、落ちこぼれた息子が奮起し、医者になる!と決めたら、当然に私の人生も変わる。それはそう、息子の学費を稼がなきゃならない。私の人生を変えるかもしれない本だ。
息子にはいつも、「医師でも画家でもどちらでも構わないんだよ?」と話している。
今夏実母が階段から落ちて大腿骨複雑骨折、手術、入院となり、要介護3となった。いわゆる寝たきりだ。
大きな病院であるがゆえに事務的な治療を受けて、結果は介護保険のお世話になるそうだ。
患者側の想いと医療の現場の思いは同じであってほしい。
しかし実際は医療機関の間でも大学病院と地域の病院とでは、立場の違いからか、治療方針が根本から違う。
このためセカンドオピニオンを‥などと言われているが、私は主治医との信頼関係、心の繋がりが最も有効な治療法であるのは間違いないと信じている。
この本の患者は末期癌、病院は地域の本庄病院。
寿命という言葉で最後は括られてしまうが、私自身、明日はわが身と考えると寿命から逆算して人生を組み替えたくなる。
癌は未来必ず治癒される病気、それを見届けてみようかな?息子はこんな思いを胸に秘めているはず。
それならば、うんと勉強して医学部へ入らなくちゃ。
我が家の猫の名前がハル。ハルはこの本の主人公の医師の奥様の名前。
娘がこの本から頂いたそうだ。
ハルが我が家の家族である限り、この本は子供達のバイブルだ。
そして、それにより私の運命も大きく変わるだろう。