hajimerie’s diary

あばら骨が折れている猫のハルと大学生の年子兄妹と私の日々のダイアリー

3/11東日本大震災の津波に思いを馳せる。早期のロシア停戦を望む。

2011.3.11 14時46分に横浜の自宅が揺れた。茶箪笥からコーヒーカップが床に落ちてきた。ぐらぐらしながら倒れかかる茶箪笥を手で押さえながら恐怖に震えた。

子供の学校に電話をしたが通じない。会社の電話も通じない。関東大震災が起きたと感じた。

 

3/11東日本大震災の日、私はたまたま仕事が休みで横浜の自宅にいた。子供らは小3、小4で東京の小学校に電車通学をしていた。

帰宅時間ではなかったのが不幸中の幸い、学校が子供達を保護、親が学校に迎えにくるのを夜中まで待っていてくれた。

 

3.11の東日本大震災津波で亡くなった方々、今でも行方不明になられている方々、そして家族を失った悲しみを引きずっておられる方々、、、。私は猫のハルがいるから感じるが、家族であった動物を行政の指示の下、やむを得ずその場に置き去りに避難された方々もいるはずだ。未復旧箇所も残っているとも報道されている。

 

地震の被害地区に福島原発があった。さらに被害が拡大した。なんとも痛ましい災害だった。

 

人的被害
死者19,747名
行方不明者2,556名
負傷者6,242名
建物の被害
全壊全壊122,005棟
半壊半壊283,156棟
一部破損749,732棟(令和3年3月9日時点 緊急災害対策本部資料より)

 

阪神淡路大震災で作られた、東日本大震災で神戸がふるさとに代わり歌われた「しあわせ運べるように」が市民に歌い継がれている。歌を通して全国に防災の輪が広がっている。

川嶋あいが歌う「しあわせ運べるように」は胸を打つ。

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オリコンミュージックドアから引用)

私はその前から防災士であり、東日本大震災の2年後、福島県国見にもボランティア活動に行った。

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(福島の国見の山林)

住民の支援もだが、生き残ったこの木々を守らなければならなかった。当時この先は瓦礫の山だった。

 

その時に思ったのは自然と人間のパワーバランス、自然の力には人間は到底及ばないことだ。

人間は勘違いしている。

人間は自然には勝てないんだ。

自然の中の人間は哺乳類、そんな一つのコマでしかない。

犬も猫も魚も植物も自然界の中できちんとバランスを保って生きていかなくてはならない。自然の力を忘れてはいけない。人間は傲慢になってはいけないんだ。

亡くなった方々に合掌

 

また、ロシアウクライナの戦況が報告されている。未だ停戦には至らない。

なぜ停戦とならないのか私なりに考えた。

ロシアのプーチン大統領が暴君と言われ1,000年の怨念とも思われるウクライナとの決着を果たそうとしているようだ。プーチン大統領の目的はウクライナ占領か?いや違うと思う。

 

私なりのプーチン大統領の思惑分析は、相手はアメリカのみ。アメリカを引っ張り出したいそれだけと思う。

ロシアは、ウクライナの非武装と発言しているが占領するとは言っていない。占領が目的ではなくあくまでもウクライナの中立を求めている。

NATO欧州連合の話し合いに対しても対ロシアではなく、プラスアメリカとしたいんだ。

私がそう感じるのだからアメリカもこれは理解できている。だからアメリカが動かない。

ロシアの大統領、駆け引きのための武力行使、国民を無視した振る舞いは世界の反発をかっている。

 

防弾チョッキの支援が精一杯という日本岸田総理。

日清、日露大戦を学校で学んだ私が言うことではないが、当時日露戦争に入る前に痛み分けしようとした朝鮮と満州の扱いがウクライナとよく似ている気がする。結論、戦争するしかなくなった。

今は日露の時代ではなく2022年、もうそんな無意味なことはできないんだ。

 

日本には憲法9条がある。縛られるのではなく、だからこそできることを探してほしい。

阪神淡路、東日本大震災の復興の糸口は和、輪、話だ。武器や兵器、防弾チョッキ1型2型の支援ではなく、自然界と人間のパワーバランスの維持がどんなに大切か、戦争がいかに愚かなことか、原発含む核戦争がどんなに愚かなことなのか、日本はロシアに対して対話で、また、唯一の被爆国である日本が「戦争反対」を全世界に知らしめる役割を担うべきだと私は思う。

遅まきながら横浜地盤の菅前総理だったらどう対応するか聞いてみたい。

コロナワクチン接種は本当に早かった。岸田総理がどうのこうのというわけではない。アメリカに対してあまりに低姿勢すぎる気がしてならない。

第三次世界大戦などに発展しないよう、ロシアウクライナが早期に停戦合意されますように祈るだけである。