昨日TSUTAYAに行ってきた。
2冊で5,060円、これだ!と思い即刻購入した。
美の器は九谷焼、駄菓子屋のジオラマは日本建築の平面図の記載があった。
息子は水曜日の空間デザインの授業で教授から「ポップアップストアの商品を九谷焼のみにしてみては」とアドバイスを受けたそうだ。
私は息子にボストン美術館展を浮世絵と和食器に落とし込み、これらをネット販売するポップアップ構想を伝えていた。
教授はそれでは範囲が広すぎて逆にインパクトがなくなると指摘したそうだ。
確かに九谷焼1本のポップアップストア日本建築ジオラマの方がわかりやすいしやりやすい。
なんだかなぁ、、、と思いながらTSUTAYAに行ったらたまたまこの作家の本が一冊あった。
現代九谷の作家のようだ。
そうか、粘土やレジンにこんな現代九谷の絵を描いて浮世絵風に陳列すればいいのか。
そうか、そうか、陶器で浮世絵を作り上げていけばいいのか。
息子に話した。
息子は息子で自身の構想があるみたいで、ぶつぶつ何か言っていた。
駄菓子屋のジオラマの本には模型が作れるようにわかりやすく説明がされている。
これは必見だよね、と食卓で日本建築談義が始まった。
年末まで息子はジオラマ模型を制作、新年早々提出する予定だ。
そこに娘がいきなり入ってきた。
娘は経済学部環境公共ゼミに在籍している。娘は娘で、未来に向けた商売を意匠権含めて作り上げるゼミの課題があるらしい。
「お兄ちゃんがやらないなら、私がゼミで九谷焼新商売を使うよ」と言ってきた。
娘の大学のゼミはレベルが高い。質を求める教授とそれに答える学生のレポートは圧巻だ。
息子の大学の比ではない。
息子と娘は年子で幼稚園から小学校卒業まで同じところ。2人の頭のレベルは中学まで同じレベルだった。中学からそれぞれ違う付属に入り大学まで進学した。
「お兄ちゃんの大学はやっぱり悲しいかなレベル低いよね、、、。」
この娘の言葉に息子が一番納得していた。😂
絵が好きで絵やデザインをやりたいと思いながら2年近くコロナで対面禁止、全てオンライン授業だった息子。作品制作は今年の1月からようやく始まった。
娘はラクロスに明け暮れている。
私自身、正直社会に出たら大学の名前なんて関係ないと思っている。
何ができるか⁉️これが一番大事。つまり経験及び資格だと話している。
息子はレジンをダイソーで買ってきた。自室にこもって陳列陶器を夜中作ると言っていた。
娘は九谷焼アプリを開発すると言ってきた。
さて、どんなものができるのか、かたやジオラマ、かたや意匠権含めたアプリだ。
私はワクワクしながら子供を見ている。