2016青少年読書感想文コンクール
読んだ本 神様のカルテ
画題 終焉
息子の作品だ。
まだ審査結果が出ていないが、ブログにアップすることにした。
実はこの絵を見てほしい人がいる。
今東京の大学病院に入院されているある女性だ。
この女性は昨日余命2ヶ月を担当医師から宣告されたそうだ。
お気持ちを察するに余りある、さぞつらかっただろう。
この読書画は神様のカルテ
画題は終焉
ご主人に先立たれた老女が亡くなるシーンを息子が絵に描いた。偶然にも現在大学病院にいる女性と年齢こそ違うが状況は同じ。
余命を宣告され終焉を迎える人間は、死を覚悟しながら日々生きる。
本当につらく悲しいものだけなんだろうか?
息子はそれを息子なりに考えて表現した。
この息子の絵には死に対する恐怖感、悲愴感など漂っていない。逆にとても明るく柔らかいタッチ。
そうだ、そうだ…。
人間誰しも死は必ず訪れる。
やり残したことがなければ達成感や満足感も生まれてくるかもしれない。
私もそう思うことにした。
今度この女性のお見舞いに行くのだが、この絵のような終焉を迎えさせてあげたい。
絵って素晴らしい(⌒▽⌒)❗️