ようやく私の生活が普通に戻った。
会社を定時に上がり、横浜駅西口のダイヤモンド地下街で刺身と豚肉とミニトマト、シャケと椎茸とヒレカツを買って帰った。
ヒレカツと刺身に喜ぶ子供達、やはり夕食は大事だと思った。
高1娘が中大横浜の定期テストの古典の結果を嬉しそうに話してくれた。
「500人のうちの10番、やったよ!お母さん!」
ニコニコしていた。
自分のことで精一杯だった私も我にかえった。
私はこの子らの親なんだ。
日々、この子らの気持ちに寄り添い、気にかけてあげなくてはならない。仕事が回らなければ余裕がなくなる。
いくら子供と言えども、自分の足で立つことのできない状態のとき、つまり緊張感、閉塞感にさいなまれているときには、彼らの言動すら目に入らない。
仕事とプライベートの区分けは家族のために必要なんだ。
娘よ、おバカさんと思っていた。ごめんね。
テストの勉強をいつしていたのか、わからない。全部本人任せ。学校任せ。
君も頑張っていたのか、、、、
古典学年10番、よく頑張ったね!