点と点を結び線にする。これが基本だ。
もし線となり得ない点があるならば、その点には見切りつけ、どこに線を引くか新たな点を探さなくてはならない。
カンに触る「奴」の上長が、私に、「キャパなし部下に仕事を覚えてもらうにはどうしたらいいか?」と聞いてきた。
「奴」のことである。
1明らかに弊社の求める人材ではない。
2研修期間である。
3雇用リスクが高すぎる。
私は、企業並びに従業員にも研修期間は互いのメリットと鑑みるべき。「奴」には、以上の3点で転職を勧めるべきと回答した。
その上で、研修期間の残り1カ月半、私が「奴」の上長ならば、課員の散らかったデスク整理やゴミ捨て、その他会社や課の利益になることを選択し、作業として「奴」に与える。
そして、仕事は教えない、それが企業管理職なのではないか?と補足した。
部下と管理職は相反する。
もし、「奴」が大人の発達障害ならば、きちんと本人と面談して、支援できる部署に異動させる必要があるし、そうでないならば、能力的に求めるレベルに達しないと打診しなくてはならない。
この先この状態では「奴」がさらに辛くなるだけだ。
私の結果は既に出ている。
会社の方針も私と同じ。
私が上長ならば、点と点を結び線を作る。社員と社員、社員と業者、社員と顧客、これらのパイプを繋いでスムーズに仕事を流さなくちゃ先に進めない。過去も未来も繋がらない。
「人は外見では判断できない。自分はできなかった。」こう頭を抱えて悩む「奴」の上長の決断を待つ。
何をもたもたしてるんだ!腹をくくれ、男だろ!🤬