破産した「東京ミネルヴァ法律事務所」(東京都港区)が回収した過払い金などを流用したとされる問題で、福島や新潟など8道県の依頼者17人が19日、過払い金を元大手消費者金融「武富士」社員らのグループが収奪したとして、計約6000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
今朝、こんなニュースが流れていた。
まずは過払い金返還請求で問題なのは140万円を超えるのかどうかだ。これで弁護士か司法書士か扱いが分かれる。債権債務の消滅時効は5年だが、10年間提訴されなければ時効消滅。つまり消滅時効の全てが5年ではないということだ。
CMによく流れてくる司法書士にお任せ下さい。これには注意するべきと思う。
司法書士に依頼する場合は、自身の債務合計を把握してからだ。CMに誘導され司法書士へ委任しても、1件の債務140万円を超えていた場合司法書士では無理、新たな弁護士への委任となる。
相談無料というがあれよあれよと支払った司法書士委任手付金は戻ってはこない。無駄になってしまう可能性がある。
まず相談が先。しかし相談先を誤るとミネルヴァのようにカモにされてしまう。
武富士か🤔
彼らはプロだもの、対応は難しい。私が司法書士を目指した理由は、本家である祖父母の鉄工所の根抵当権について知りたかったからだ。
鉄工所を継いだ父の兄夫婦が、うまい言葉にのせられて中国だか韓国だかの地元高利貸しに借金。土地建物に根抵当権をつけられ、破産に追い込まれた。
これを発見したのが病床にいる今の私の母だ。
(私の母校 月島第二小学校)
私が小学生、中学にあがる前だと記憶している。母は、当時、父に対して「兄夫婦が高利貸しに騙されている、このままじゃ本家は無くなる」と何度も父に訴えていた。
しかし、人がいい父は「兄が裏切るはずない」と兄夫婦を信じて疑わなかった。
当時私の生まれ育った家はなく、今はそこに住友不動産の巨大ビルが建っている。
だから、この関係ネタは私は他人よりも少し詳しい。
借金は最終的に自己破産しかない。うまくなんて逃げられない。支払いを延ばすことはできても支払いを消滅させることはなかなか難しい。
理解してほしい。
借金で命を失うことなんてない。知恵をつけるんだ。
おかげさまで高利貸しには負けないくらいの生きる知識はつけたと私は思う。
甘い言葉に乗らないこと。
自己破産が最終手段、破産で本家を無くした私が今でもそう思っている。武富士は怖い😡