hajimerie’s diary

あばら骨が折れている猫のハルと大学生の年子兄妹と私の日々のダイアリー

1/12辻井伸行モーツァルトトルコ行進曲、藤井竜王の▲8六歩どちらも芸術

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私は6歳からピアノを弾いていた。プロにはなれないとピアノの先生に言われ音楽教師を目指していた。

なのに、今はマンション管理を一生の仕事として取り組んでいる。

 

辻井伸行の左手の演奏が楽しみで仕方ない。

モーツァルトトルコ行進曲、誰もが知っている楽曲だ。私はベートーヴェンではなくモーツァルトピアノソナタトルコ行進曲が好きだ。

小学生の頃から、ピアノ発表会があるたびにモーツァルトトルコ行進曲をと先生にお願いするも、私ではなく違う生徒にトルコ行進曲が行き、私は聞いたことがないようなソナタの2楽章や3楽章をあてがわれた。

 

エリーゼのために乙女の祈りを発表会で弾けたら、音楽を知らない父母が喜ぶ。

ソナタ2楽章なんて父母はわからない。

お金がないのにピアノを習わせてくれている父母を喜ばせてあげたかった。私はピアノ発表会で定番と言われる楽曲を弾いたことはなく、バッハだのマニアックな曲でピアノ歴を終えた。

 

辻井伸行の左手の演奏を聴いてみてほしい。

特に右手の主旋律を追いかける楽曲、スラーが見事にきちんと演奏されている。

 

このモーツァルトトルコ行進曲は難しい。私はそう思っている。

見えないところで力を発揮する職人辻井伸行、すごいなぁと思っている。

 

昨日行われた渡辺王将と藤井竜王の将棋、私は将棋は全くわからないしあまり興味もない。

だが、▲8六歩の手について解説者が説明できないとネットニュースにあった。

 

藤井竜王の▲8六歩は悪手ではないとあった。でも非常識?みたいな書き方だ。

音楽も将棋も芸術、感性がAIを超えた一瞬だろうと思った。

 

将棋は芸術、音楽も絵画も将棋も含め芸術は勝ち負けを超えたプロ意識の高い職人から生まれるんだ。結果は後からついてくるもの、私はそう思っている。

 

私も管理の職人になりたい。

そういう私の父も職人だった。

 

うちの子供はどう考えているのか、、、。

2022息子の成人式にいろいろ考えた私である。