前売り券を買ってランス美術館展を鑑賞した高1息子と私。
レオナールフジタの絵を見てきた。
美術館は42階、摩天楼…これだけでも満足🤗
ゴッホのひまわり🌻を見た。
黄色と緑とオレンジ、同系色の絵の具たっぷり質感のある大作。
でも、息子と2人、やはり藤田嗣治の猫に見惚れた。
あの猫の毛の柔らかさをどう描いたのか。油彩であの表現はすごいなぁ。
帰りはこの談義。
思わずレオナールフジタの猫の絵トートバックを買った。1500円💁
キリストが十字架から外された瞬間、素描それを仕上げた油彩画がそれぞれ展示されていた。
フジタの、猫とキリストという不思議な絵の世界に引き込まれていった。
不思議と言えば、キリスト教信者とされたわりに十字架にまつわるフジタの絵には、幸福感が感じられなかった。
悲しみ、苦しみをもつキリストとその周りの女性達の目に悲哀が映る。
柔らかなレオナールフジタと思い込んでいたが、絵は違っていた。
ポーラ美術館のシャガールもピカソもレオナールフジタも戦争を経験している。
平和を望む、この気持ちは誰もが持つもの。
しかし、この気持ちに歪みが出ると、血を流すまで…行き着くところに行き着くんだと絵から学ぶ。
戦争、むごいことだ。
でも、藤田嗣治は、可愛らしい猫🐱を愛した。
レオナールフジタは私と同じ猫好き人間であった。これが今日の親子の収穫だ。🐱😺😸