hajimerie’s diary

あばら骨が折れている猫のハルと大学生の年子兄妹と私の日々のダイアリー

損保ジャパン日本興和美術館へ行ってきた🤗

f:id:hajimerie:20170610134031j:image

前売り券を買ってランス美術館展を鑑賞した高1息子と私。

 f:id:hajimerie:20170610134048j:image

レオナールフジタの絵を見てきた。

 美術館は42階、摩天楼…これだけでも満足🤗

f:id:hajimerie:20170610134106j:image

ゴッホのひまわり🌻を見た。

黄色と緑とオレンジ、同系色の絵の具たっぷり質感のある大作。

 

でも、息子と2人、やはり藤田嗣治の猫に見惚れた。

あの猫の毛の柔らかさをどう描いたのか。油彩であの表現はすごいなぁ。

帰りはこの談義。

 

思わずレオナールフジタの猫の絵トートバックを買った。1500円💁

 f:id:hajimerie:20170610153402j:image

キリストが十字架から外された瞬間、素描それを仕上げた油彩画がそれぞれ展示されていた。

 

フジタの、猫とキリストという不思議な絵の世界に引き込まれていった。

 

不思議と言えば、キリスト教信者とされたわりに十字架にまつわるフジタの絵には、幸福感が感じられなかった。

悲しみ、苦しみをもつキリストとその周りの女性達の目に悲哀が映る。

柔らかなレオナールフジタと思い込んでいたが、絵は違っていた。

 

ポーラ美術館のシャガールピカソもレオナールフジタも戦争を経験している。

平和を望む、この気持ちは誰もが持つもの。

しかし、この気持ちに歪みが出ると、血を流すまで…行き着くところに行き着くんだと絵から学ぶ。

戦争、むごいことだ。

 

でも、藤田嗣治は、可愛らしい猫🐱を愛した。

レオナールフジタは私と同じ猫好き人間であった。これが今日の親子の収穫だ。🐱😺😸