鎌倉鶴岡八幡宮
お重を使わないおせちでおうちレストラン
そして年老いていく親の行く末
おせちの主役は手作りの大量のローストビーフ
2021年大晦日の年越しそば、この時にもローストビーフを作り大好評。
ローストビーフは簡単に作れる。下味をつけた牛肉をフライヤーに入れて焼くだけだ。
しかし120度に余熱したフライヤーで40分、裏返して20分。そこからアルミホイルで巻いて少し肉をねかせる。とにかく時間がかかる。
元旦には、紅白かまぼこ、伊達巻、有頭海老のガリバタ焼き、カニ、マグロ刺身、数の子、いくら、鶏幽庵焼き、手作りドリアやシュウマイを並べた。
また2回目のローストビーフを作った。2時間近くかかったローストビーフが、家族皆の箸で5分いや3分くらいだっただろうか。あっという間になくなってしまった。もう少し味わって食べることができないのだろうか🤔
合計1.5キロのローストビーフの塊肉、1/2で全て使い切る形になった。
お雑煮を主体にと考えていた。
元旦の年始の朝ご飯は鶏肉ベースのお雑煮、元旦の夜のお雑煮はタケノコとホタテのお雑煮、1/2は納豆餅か?と思案する私に、白米が食べたいと言う子供達のコメント。
納豆餅のために納豆もたくさん買っておいたのに😩1/2の朝はタラバガニをドーンと出す。
タラバガニはご飯のおかずになるのかなぁ🤔⁉️
2022年の新年、私は朝から料理を並べながら好きなお酒を頂いている。
元旦をゆったりまったり心穏やかに過ごせたのも、お屠蘇と称してワイン、黒霧島のお湯割り、金粉入り日本酒、本麒麟が飲めたからだと思う。こういう自分だけの時間を大切にしたい。
認知進行と老人介護、遺産相続
元旦の昼に旦那の実家へ皆で電話をした。
電話口の義母が寂しそうだった。
90才の義父は私の子供2人の存在を忘れてしまっていると話してくれた。私にはこれがショックだった。
義父の認知症が進行、家から出て行ったら戻って来れない状態。
コロナ禍、コロナ以外でも感染が心配されるため家に入らないでほしいと言われている。だから旦那の実家には孫達の顔見せすら行けない。茅ヶ崎と横浜、すいていれば車で30分の距離なのに。
私と旦那は同学年だ。つまり親も同じ年代だ。
私の実母も87才、実弟が面倒をみてくれるから安心しているが、2022年、3人の90才から88才の高齢化した親の行く末が気にかかる。
現場の介護がどうなるか、心配になる。
お墓どうする?相続はどうする?旦那の実家は義兄が継ぐとされている。
義母は昨日、「義兄側の孫はあれだけ尽くしてあげたのに今はなしのつぶて。福岡に家を建ててあげたのに、墓参りもしてくれない。」と愚痴をこぼした。
また、義母は、「来年成人式になる私の娘(孫)に自分の着物をあげたいので着物一式を今のうちに早くとりにおいで」とも私に言ってくれた。
老人介護における年寄りからの恨みつらみの言葉は当たり前。まにうけずに右から左に、、、とは理解している。
旦那の実家のことに口出しはしないと決めたが、このまま行くと近々おそらくだが義父母の財産の相続放棄を要求されるだろう。
義父は2022年を無事に過ごすことができるのだろうか。
これを予測しながら覚悟を決めて先々の対応を考えていかなきゃならない。
親が元気なうちはいい。ここには親子の無償愛が成り立つからだ。しかし、子供が独立すれば他人が入る。これまで通用していた無償愛は当然なくなるし、新たに利害関係が発生する。美徳となる親子の無償愛が自立を阻む悪とされてしまうケースもあるんだ。
親孝行したい。幸せだったと思える人生をまずは親に最後まで歩んでほしい。でも現実はやはりお金だね💰💴。
子育ても介護もお金がかかる。
また人海戦術が基本。
先が見えないことも同じだ。
でも死が先にある老人介護は、未来が見える子育てよりつらいだろうな。
新年元旦、これを考えてしまった。