米津玄師のLemon、一昨日は朝5時から会社の一歩手前までリピートしながらイヤホンで聞いていた。
私の看板物件である大型管理組合の理事長が、
「管理会社のレベルが低く、思うような管理をしない。
社長に言うぞ、、、」と解約含めた指摘を私の上司に挙げてきた。
理不尽な言葉を私だけではなく、私の上司に向ける。
私の上司にも問題がないわけではない。
理事長から私任せを見透かされている。
たまたま耳にしたLemon、涙が出てきた。
私はこの1年、この管理組合に全神経を傾け仕事に取り組んできた。
この結果、会社からも唯一の年度表彰を受けた。だが、管理組合の住民同士の分裂で理事長責任が問われる形となってしまった。
昨日も警察やら弁護士やら、、、数人で関係各所を回り、相対する住民の罪の重さを探す。違う、違う。
やることが違う。
この管理組合はベクトルの向きが違う。
今やらなくてはならないのはこんなことじゃない。
自分を守ることと同じくらい相手を守ること。
これをしなければ共倒れする。
何度も思う。今一番必要なことは敵と称する住民の声に耳を傾けること。排除の論理は通用しない。
逃げたい。
「雨が降り止むまでは帰れない」
逃げられないよ。今は耐えるしかない。
このフレーズに涙がとまらない。
雨だ。土砂降りの雨が止むまでは帰れない。
そうなんだ。私は今はここにいるしかない。
昨日、5月末の通常総会後就任予定となっている新理事から内緒の電話があった。
「理事を辞任したい。あなたと一緒に仕事がしたかった。でも、女房からもこんな管理組合の理事をして身体を壊してほしくないと懇願された。漏水事故で夜中まで対応してくれたあなたに応えたかったが、怪文書が回り、理事長の人となりが露呈した。
来週辞任届をあなたに渡す。こんなマンションだったなんて情けない、、、。僕は理事長の責任は重いと思う。申し訳ない。理事を辞任する。」
これが通るシステムが構築されているマンションだからなんとも言えない。
今月の残業は96時間、なんとも言えない。上司から身体壊すなよとショートメールがきた。
また、泣けた。