hajimerie’s diary

あばら骨が折れている猫のハルと大学生の年子兄妹と私の日々のダイアリー

マンション管理組合が管理会社に求めるもの、それは「人」☝️管理会社は採用基準レベルをあげること☝️

マンション管理会社を選ぶにあたりフロントとして思うこと。

 

価格もデベロッパー系、独立系それぞれ違うが、管理委託費用の見積金額?点検の内容?なにを中心に見るべきか?

 

私は「人」だと思う。

 

管理組合の業務は基本どこの管理会社が行っても変わらない。骨格は、国交省の法の指針があるため逸脱することはできない。

 

ということは、かかる費用についてはどこの管理会社も変わらないということだ。

 

では、なぜ管理会社の見積に差が出るのか?

 

これはビジネスとしては至極当然のこと、末端で作業を行う協力業者に支払う金額の差が見積に反映するためだ。

 

ある独立系のマンション管理会社の協力業者への支払いは非常に厳しい。相場の2割3割で協力業者へ発注する。

 

その代わりに別立てで利益をもたらす救済が行なわれる。

貸し借りの世界とでも言おうか…。

 

何がいいたいか?

委託費用が安ければ、修繕工事で持って行かれる。足して引いてプラマイ0。こういうことだ。

 

ならば、このような仕組みの中で、マンション管理組合は何を見て管理会社を選ぶのか?

 

関わる「人」を見るべきだ。

 

私が管理組合理事長ならば、「担当は誰?」これを吟味するなぁ😀

 

会社のプレゼン、見積金額、会社の経営状態、ブランド…いろいろ検討しながら、最後は「人」を見極める。

 

なぜこのようなことを書いたのか?

 

実は息子の中学校の先生が素晴らしい。

 

中学校は所詮義務教育、高齢出産で産んだ息子、荒れた近所の公立では不登校になる可能性もあり私学組となった。

 

どこを受験するか三年前かなり悩んだ。

結果、ブランド力を信じ東海大相模へ息子を進学させた。

 

どこの中学校も変わらない、学費の金額以外、正直大差ないと三年前までは思っていた。

 

そう、まさに、マンション管理組合がマンション管理会社を探すのと同じ感覚だった。

 

ところが、何の取り柄もない、成績も下から数えた方が早い息子が、東海大相模で花開く。

 

最初はたわいもないネコの絵だった。

 

息子の未来に繋がる芸術センスを先生が三年かけて引き出してくれた。

 

先生と生徒、この人の繋がりが息子の未来を広げたんだ。

 

『どんなジャンルでも、情熱や信念、全てを抱え込む優しい気持ちを持ちながら仕事に取り組む人にはかなわない。』

 

そうだ「人」なんだ。

 

管理会社は、自社の採用基準レベルをあげることが大切。

 

私も息子の中学校の先生を見習いながらスキルアップしなくちゃ。

 

そして、自分の担当するマンション管理組合を優しく見守り育てていきたいなぁ。