師走…あと残り4日で新年か。
振り返ることはあまりしない私だが、さすがに今年は山あり谷あり、見つめ直した今日。
娘の中学は息子の中学よりも明らかに学費が高い。
学費が高い、クオリティが高いというそれなりの理由はあるのだが、我が家みたいな平民はびっくりすることばかり。
さあ、働かなきゃ(^^)の我が家にまさかの私の現勤務先の経営不振(~_~;)。業務廃業だ。
私が1人去るだけでは済まない環境、お客様を裏切るわけにはいかない。
悩み抜いてある企業に勝負をかけ、これが認められた。
【もし、だめならばどうするか?】
私学に通う2人の子供らは最悪公立中学へ転校という選択肢があるが、担当しているお客様は私を信じてついてきてくれた方々。約300人の方々が生活するこの環境を維持しなくてはならない。裏切るわけにはいかない。
「いつまでも面倒を見て下さい、我々はあなたについていきます。」
重たくありがたい言葉をお客様から頂いた時、力が抜けた。私は男性みたいに理詰めで動ける人間ではないと思い知った。
もし、今の会社が受け入れてくれなかったら…。いつも不安が頭をよぎる。
心の底には我々を引き取って頂けるという根拠なき自信はあったが、100パーセントではなかったし…。
今年は私を一回り大きくしてくれた。悩み苦しむことは無駄ではないと置かれた環境に感謝する。
ところで、息子の全国学生コンクールの作品が着々と完成に近づいてきた。人間とは不思議なもので萎えていた心は、先が見えると息を吹き返すんだ。
立派な絵だ。よくここまできたもんだ。
この子も苦しんでいた。
芸大進学の話を昨日2人でしてみたが、絵で食べていく気持ちがない息子。
母が働くという環境で育った息子は夢をみながら生きていく難しさを子供なりに実感しているようだ。
絵=夢 空想
現実と空想は違う。
こんな観念を持っている。
「これからは、頭と体を使わなくちゃお金を稼げない。
お金持ちにはなれない…。」
息子は私にこう言った。
「それはそうだね。😌
絵だけでは食べていけないのか😌。
でも、あなたの絵で救われる人がいたらどうかしら。
先は誰にもわからない。
自分の力を試すんだよ。
ごめんね、お母さん、もうお金がない。私も来年、一から始める。一緒に頑張ろう。」
こう息子に答えた。
共に進もう、2016😉