木の実は本へ落つ
木に生(な)った実はその木の根元に落ちるという意味で、物事は全てその元へ帰るものだということ。
このことわざが頭をよぎり、辞典をひいた。
いろいろな策をめぐらし労して結果を求めても物の利益は所有者へ、、、。でも、逆に負債も全て所有者へ。
いいも悪いもこれは民法の大原則だ。
木ノ実の生みの親、つまり落とされた樹木は大変だ。
「生みの親より育ての親」ということわざがあるが、私はこの「木の実は本へ落つ」が好きだ。しっくりくる。
自分の意思を示す、この意思を支える理論の構築が私は苦手。思いつきで行動するからだろう。
「すぐ、、、」ではなく「落ち着いて考える」くせをつけなければ木ノ実が自分に落ちてくる。
今さらながらだが、この年で性格を直すのは難しい。
でも、心がけていかなくてはならないと実感した。